『公和物語』とは?
「なぜ起業プロコーチをしているのか」
「どういう経緯で起業プロコーチになったのか」
「起業する前はどんなことをしていたのか」
「そもそも、佐藤はどういう人間なのか」
といったことをお伝えすることで、前へ進むためのきっかけにしていただけるかもしれないと思い、これまでの私の経験を『公和物語』としてお伝えしています。
【公和物語 第八話(誕生)】
2009年12月17日の朝、いつものように勤めていた会社に行こうと自宅を出るときに、予定日よりちょっと早かったですが、妻の表情からそろそろ生まれるのかなという予感はしていました。
そして、午後3時半を過ぎた頃・・・
そのとき、携帯電話が鳴りました。
まず、耳に入ってきたのが「息子の泣き声」でした。一瞬なにが起こったかわからなかったのですが、息子が生まれたんだとわかりました。
そのあと、妻から「今、生まれたよ」という話があり・・・
「ああ、母子ともに無事だったんだ」と安心したことを覚えています。
出産直後に電話して大丈夫なのかなと心配になりましたが、なんでも、病院の決まりごとで、出産後にすぐ私へ連絡しなさいと言われたそうです。私は、会社での仕事を終えたあと、定時で退社し、すぐに病院に向かいました。
病院に向かいながら、
「息子は、どんな様子なのかな?」
「どんな表情をしているのかな?」
などなど、自分の中でイメージを膨らませていました。
初対面で感じたのは、「ああ、この子が私の息子なのか・・・」
嬉しい気持ちはもちろんありましたが、まだ実感が持てない部分もありました。
その後、翌日、また翌日と病院で対面するたびに、徐々に実感がわいてきました。
そして、家族や友人、知り合った方へ連絡し、みなさんからのお祝いのメッセージを見ていたら、だんだんうれしい気持ちが大きくなり、自宅で1人、はしゃいでいました。ただ、はしゃぎすぎて、ギックリ腰になるというおまけもありました。(苦笑)
「息子はどんなふうに成長していくのかな」
「息子のためにもがんばろう」
息子の名前の候補を考えながら、そんなことを思っていました。
新しい家族が加わり、賑やかな生活がスタートしてから、自分の中で、ふとある“想い”が湧き上がってきました。
その“想い”とは?
次回は、“想い”についてお伝えしていきます。
『公和物語』バックナンバーはこちらからご覧になれます。↓
第一話(起業決意) http://ouenryoku.com/archives/200
第二話(事情) http://ouenryoku.com/archives/226
第三話(理由) http://ouenryoku.com/archives/237
第四話(出会い) http://ouenryoku.com/archives/256
第五話(変化) http://ouenryoku.com/archives/330
第六話(出来事) http://ouenryoku.com/archives/365
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