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“応援のチカラ”の佐藤です。
【コツコツ続けるコツ】と題して、コツコツ習慣化のポイントや大切にしたいことなどについてお伝えしています。
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【コツコツ続けるコツ】44 感情を整える(その4)
前回は、楽しくないと感じてしまう原因となる「思考のクセ」を見つけていきましょうというお話しをしました。
今回は、「思考のクセ」の手放し方についてお伝えしていきますね。
前回お伝えした例でお話しすると、
「人にミスを指摘されると、ショックを受ける“思考のクセ”」
「他人のミスを自分のミスのように言われるとショックを受ける“思考のクセ”」
という思考のクセがあったとしたら、そのことについて、自分に質問していきます。
「「思考のクセ」は、どんなことがあったからできたのだろう?」
たとえば、
ミスを指摘されることについては、小さいころに失敗したときに、親に厳しく叱られたのがショックで、他の人から同じように叱られてしまうとショックを受けてしまうのかも。
他人のミスを自分のミスだと言われたことについては、小さいころに友達に、ミスを自分のせいにされたことがショックで、他の人から同じようにされるとショックを受けてしまうのかも。
という感じで、昔(とくに小さい頃)経験した同じような出来事を振り返ってみてください。
そして、
小さいころの出来事を、大人になった自分の視点から改めてその出来事を見てみてください。
たとえば、
親に叱られたのはショックだったかもしれませんが、親からしてみたら、子供のことを思って、叱ってくれたのかもしれません。もしかしたら、親も忙しい中で子育てをしていて、ついイライラして厳しく叱ってしまったのかもしれませんね。
友達にミスを自分のせいにされたことも、友達からしてみたら学校の先生に叱られるのが怖くて、つい出来心でしてしまったのかもしれません。もしかしたら、友達のせいだと思っていたのに、自分の勘違いで実は自分のせいだったのかもしれませんね。
大切なことは、
「ショックだなと思うことも、ちょっとものの見方を変えて見てみると、実は自分のカンチガイや誤解、思い込みによって、そう感じてしまっていたのかも」
と思えることもありますよ、ということなんです。
人がいれば、人の数だけ事情があります。
その事情は、人それぞれ違いますし、立場や役割によっても変わってきます。
でも、小さいときは、自分のことで精一杯でなかなか他人の事情まで理解できませんよね。だからカンチガイや誤解してしまうこともあります
原因となる「思考のクセ」は、そのカンチガイや誤解をとっていくことで、手放すことができるようになるんです。
もし、最近の出来事でネガティブに感じてしまい、そのことが頭から離れないという方は、昔、同じようにネガティブに感じた出来事を振り返ってみてください。
その出来事に、カンチガイや誤解だと思える点が出てきたら、
「ああ、あのときはこんなカンチガイをしてたから苦しかったのかも」
という感じで、そのときの自分の感情を感じることができると、ネガティブな感情は小さくなっていきますよ。^^
もし、よかったら参考にしてみてくださいね。^^
次回は、感情の整え方の「まとめ」についてお伝えしていきますね。
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