“応援のチカラ”の佐藤です。
回りが自分のことをどう思っているか気になって仕方がないとお悩みの方はいらっしゃいませんか?実は、私も同じことを悩んでいました。会社員時代には、上司や同僚、後輩に対して「人からよく見られたい」、「人から評価されたい」ということを思っていました。そういう意識で人と接していると、回りの人のちょっとした一言や、こうした方がいいというアドバイスに敏感に反応してしまい、「よかった評価してもらえて」と喜んだり、「ああ、やっぱり自分はダメかも」と落ち込んだりして、一喜一憂していました。そして人と話をするたびに気疲れしていました。
「気疲れしてしまう人」というのは、回りを気にしすぎるからなのです。
それでは、どうしたら「気疲れしない人」になれるのでしょうか?
ポイントは3つです。
①人の数だけ考え方があることを意識する
自分とまったく同じ人がいないように、自分と同じ考え方や価値観を持った人もいません。でも、ついつい自分の考え方や価値観という“フィルター”を通して「自分ならそんなことはしないな」など相手にダメ出ししまうことはないでしょうか?まずは、「自分と全く同じ人はいない」「人の数だけ考え方がある」ということを意識しましょう。そして、批判やダメ出ししたくなったら、自分と相手の考え方の違いはどこにあるのか、落ち着ちついて注目してみましょう。そうすることで、相手と冷静に接することができるようになります。
②自分が大切にしたい価値観は自分でしか決められない
よく、回りの人から「ああした方がいいよ」「これは良くないよ」とアドバイスを受けて迷ったりしたことはありませんか?アドバイスを受けること自体は問題ないのですが、そのアドバイスを受けて、「やっぱり自分はダメだな」と思ってしまうことが問題なのです。私のコーチからこんな例え話を聞きました。好きな色の話をしていて私は青、相手は赤だったとします。色についていえば、それぞれの好みがあって当たり前で、青はいいけど、赤はダメということはないと思います。しかし、これを考え方に置き換えてみたときには、自分の考えは正しくて、相手は間違っているという判断をしてしまうことがあります。ポイントは、自分はどんな価値観を大切にしたいのか、自分自身で決めることなのです。それを決めておかないから、相手の言ったことについて気になってしまうのです。
③現時点での自分の大切にしたい価値観を書き出してみる
これまでの人生で大切にしてきた価値観はなんでしょうか?そして、これから大切にしていきたい価値観はなんでしょうか?自分の経験や憧れの人が持っている価値観も参考にしながら、現時点での自分の大切にしたい価値観を書き出してみましょう。これは一度決めたら終わりということはありません。より良いものが見つかったら、書き直したり、書き足したりしていきましょう。そういった自分なりの“モノサシ”、“スタンス”、“在り方”のようなものがあると、周り人と話をしていてもブレることが少なくなってきますし、相手との違いがあっても気にならなくなります。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに現時点での私の大切にしたい価値観をご紹介しますね。^^
1、「応援目線を忘れない」
時間の許すかぎり、自分のできることで周りの人を応援する。
2、「自分と周りの人、そしてその人生を尊重する」
自分と相手の価値観の違いを認識することに努め、押し付けない。
3、「提言・意見は愛のあるアプローチで」
①頑張っているね。(共感) ②でも、デメリットあるよ。(正確な情報提示) ③じゃあ、どうしよう?(提言)
4、格好悪い自分をさらけ出せる自分でいる
周りの人に自分を良く見せようとしない。苦しくなるだけ。
5、人の良いところに注目する
悪いところに注目すると自分の悪いところにも目が行き、状態悪化してしまう。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいね!
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