“応援のチカラ”の佐藤です。
先日、昨年7月に発売された本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え(ふたたびアメリカへ篇)』を再読しました。そこで、気づきがあったので、シェアしますね。
この本は、本田健さんが、20代の頃、突然奥様が実家に戻ってしまったことで、ふたたびアメリカへ行き、「ご自身のこと」「パートナーのこと」「仕事のこと」「人生のこと」などについて見つめ直すというストーリーです。本田健さんはアメリカで、カナダ人セラピストのクリストファー・ムーン氏(本の中ではハリー)と出会ったことによって大きく人生が変わったと書かれています。
その本の中で、クリストファー・ムーン氏の言葉に気づきがありました。その内容について一部抜粋しますね。
「未来は、無理しても、しなくても、やってくる。楽しくしていても、苦しくしていても、向こうからやってくるのだ。そして、よく見れば、同時にいろんな未来が、君に向かって流れてきていることがわかるはずだ。楽しく生きてもいいことがわかってくるだろう。ただ、最高の未来に、自分を引っ張ってもらうだけでいいんだ。そう、未来は選べるのだよ。」
・気づきその1 『未来は頑張ってつくり出すものではなく、選ぶもの』
「こうしたい!」という思いが強ければ強いほど、自分が頑張らなくちゃと思ってしまいますよね。その思いが強ければ強いほど、人生を苦しく、つまらないものにしていると言っています。
・気づきその2 『未来をつかみ取るではなく、流れてくるものをすくう感覚を持つ』
この感覚を持つためには、時間のとらえかたがポイントです。「過去から現在、現在から未来に流れている」という見方だけでなく、「未来から現在に向かっても流れている」という見方ができるとこの感覚を持ちやすくなります。
・気づきその3 『最高の未来を選ぶために現在に集中する』
とかく「過去への後悔」「未来への不安」など、「現在」よりも「過去」や「未来」のことを考えてしまい、なかなか「現在」に集中することができていないのではないでしょうか。「現在」に集中するためには、日頃から自分が「過去」や「未来」へどのくらいエネルギーが向いているか、バランスが取れているか意識しましょう。全く考えないようにするのではなく、バランスが取れるようになると、「現在」に集中することができるようになります。
そして、クリストファー・ムーン氏は、こうも言っています。
「じつは過去に起きたことは、君たちの中の単なる記憶にすぎない。そして、未来も、これから起きるイメージであることがわかるだろう。実在するのは、目の前にある現在だけだ。そして、それ以外はすべて脳の中のイメージにすぎない。現在は、過去によってできたものではないし、未来も決して過去からの延長ではない。それがわかれば未来は頑張ってつくるものではないということが理解できるはずだ。」
【未来から流れてくるものの中から、自分にとっての「最高の未来」を選ぶ(すくう)ために、「現在」に集中する。】
そんな考え方が出来るようになったら、そんなに肩に力を入れなくても、自分の夢がかなうような気がしませんか?
「頑張っているのに、うまくいかないな・・・」と感じている方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけるとうれしいです。^^
今日も素敵な一日をお過ごしくださいね!
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