『公和物語』とは?
「なぜ起業プロコーチをしているのか」
「どういう経緯で起業プロコーチになったのか」
「起業する前はどんなことをしていたのか」
「そもそも、佐藤はどういう人間なのか」
といったことをお伝えすることで、前へ進むためのきっかけにしていただけるかもしれないと思い、これまでの私の経験を『公和物語』としてお伝えしています。
【公和物語 第五話(変化)】
起業準備が進まず八方塞りな気持ちになり、なにか前へ進むための“きっかけ”を探していた私は、セミナーでお知り合いになったプロコーチの方からの体験セッションのお誘いをいただき、「わらをもすがる思い」で申し込みました。予約した日程が平日の午前10時からだったので、あらかじめ勤めていた会社へ有給申請をしていました。もちろん、起業準備をしていることは妻に内緒にしていたので、会社に行くふりをするため、朝から早めに現地に向かいました。
体験セッションは、お互いの自己紹介からスタートしました。
次に一年以内に実現したいゴールをコーチの方と一緒に設定し、なぜそのゴールを実現したいのか、理由や目的についても明確にしていきました。体験セッションを受ける前は「なんとなく、購買コンサルタントとして年内に起業したい」という漠然とした目標だったのですが、コーチの方と一緒に改めて目標設定することで、より具体的になりました。
そして、コーチの方のナビゲートで、ゴールを実現したときの様子を具体的にイメージしました。
それが「ビジュアライゼーション(可視化)」です。
そのときにコーチの方から質問していただきながら具体的にしていきました。
「一年後のあなたはどこにいますか?」
「あなたはその場所でどんなことをしていますか?」
「そばには誰がいますか?」
「ゴールを実現して何を感じていますか?」
「ゴールを実現したことがわかるものは手元にありますか?」
「ゴールを実現して周りの人たちは、あなたにどんな言葉をかけていますか?」
初めての体験だったので、最初は少し戸惑いましたが、コーチの方にサポートしていただいて、ゴールを実現したときの様子を具体的にイメージすることができました。
【①ゴールを明確にする】
【②ゴール実現の目的・理由を明確にする】
【③ゴールを実現したときの様子をイメージする】
この3つを具体化したことで、自分の中で“変化”を感じました。
「もしかしたら、自分にもできるかも!」
体験セッションを受ける前までは、
「うまくいかないな・・・」
「どうしたら、うまくいくのかな?」
「やっぱり、自分には無理かも・・・」
というようなネガティブなことばかり考えていました。
しかし、体験セッションを受けた後は、
「自分でもできそうな気がする!」
「目標に向かってどんどんやるべきことをやっていこう!」
「元気が出てきて、やる気がわいてきた!」
というふうに、自分に自信が持てるようになり、自分にもゴールは実現できると思えるようになりました。
現地の会場から最寄り駅まで徒歩5分くらいの距離があるのですが、体験セッションを終えて、駅まで歩くときの足取りが軽かったですし、今までよりも視界が明るくなったことを覚えています。
そして、体験セッション終了後にご提案いただいた「半年間のコーチング・パートナーシップ」に申し込みをしようと決めました。
決め手は、
「起業という全く新しいことをしようとしているのに、一人で実現するのには不安があるし、やり切る自信がなかったから」
「年内に会社を退職して起業したい。だから目標達成の専門家のサポートを受けることで、確実にやり遂げられると思ったから」
「時間管理やプランづくりについて苦手に感じていたので、専門家にしっかり教えてもらいながら、自分で管理できるようにしたかったから」
そう思い、契約することにしました。
ただ、その方はまだコーチになったばかりだったので、
「これからコーチング・プログラムの準備をする必要があるのでちょっと時間をください。」というお話がありました。
契約後、初回セッションがスタートしたのは2009年11月の後半だったと思います。
「よし、この調子でどんどん起業準備を進めていくぞ!」
と思っていた矢先にあるショッキングな“出来事”が起こります。
その“出来事”とは?
次回は、その“出来事”についてお伝えしていきます。
『公和物語』バックナンバーはこちらからご覧になれます。↓
第一話(起業決意)
http://ouenryoku.com/archives/200
第二話(事情)
http://ouenryoku.com/archives/226
第三話(理由)
http://ouenryoku.com/archives/237
第四話(出会い)
http://ouenryoku.com/archives/256
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