『公和物語』とは?
「なぜ起業プロコーチをしているのか」
「どういう経緯で起業プロコーチになったのか」
「起業する前はどんなことをしていたのか」
「そもそも、佐藤はどういう人間なのか」
といったことをお伝えすることで、前へ進むためのきっかけにしていただけるかもしれないと思い、これまでの私の経験を『公和物語』としてお伝えしています。
【公和物語 第二十六話 (ブレークスルー)】
「会社での人間関係」に関するネガティブな感情と向き合い、ある思考のクセを特定したことで、衝撃的な“ブレークスルー”が起こりました。
その“ブレークスルー”とは?
「会社の上司や同僚に対して、自分を良く見せたい、良く見られたいという思考のクセがあり、それが会社での人間関係をつらくて、苦しくて、孤独感を感じるものにしている」
ということに気がつくことができたのです。
起業を決意する前の私は、会社での仕事に全力を尽くしてきました。
上司や同僚、関係部署の人たちが嫌がるような仕事を受けて、一生懸命取り組んできました。
私は、会社勤めをしているときは購買という仕事をしていましたが、製造する製品に関わる部品に対して、「いいものを、より安く、安定的に買う」というミッションのため、
取引先と社内の関係部署との間に入って、納期や価格などのさまざまな問題に対し、最前線に立って取り組んできたという自負があったのです。
特に社内の所属する部署、関係部署の人たちに対しては、
「あなたたちは、目の前の問題から逃げたのに、私は逃げずに向き合った」
という思いが強かったのです。
起業を決意した後も、いずれ退職するのだからという思いと、ぞんざいに扱われたくないという思いが交錯していたことが、自分を苦しめていた原因だとわかりました。
その思考のクセに気づいた瞬間、
頭の中が、「パン」と弾けるような感じになり、
これまでの人生がフラッシュバックのように浮かんできました。
そして、
「ああ、これが自分が前へ進むことを留めていた思考のクセだったんだ。」
とわかった瞬間、気持ちが楽になりました。
今までの人生では味わったことのない、衝撃的な出来事でした。
自分の思考のクセがわかり、次は自分を前へ進めるためには、どんな考え方をすればいいのか、そこに向き合うことにしました。
そこにも“ブレークスルー”がありました。
その“ブレークスルー”とは?
次回は、“ブレークスルー(その2)”についてお伝えしていきます。
『公和物語』バックナンバーはこちらからご覧になれます。↓
第一話(起業決意) http://ouenryoku.com/archives/200
第二話(事情) http://ouenryoku.com/archives/226
第三話(理由) http://ouenryoku.com/archives/237
第四話(出会い) http://ouenryoku.com/archives/256
第五話(変化) http://ouenryoku.com/archives/330
第六話(出来事) http://ouenryoku.com/archives/365
第七話(悩み) http://ouenryoku.com/archives/388
第八話(誕生) http://ouenryoku.com/archives/457
第九話(想い) http://ouenryoku.com/archives/494
第十話(障害) http://ouenryoku.com/archives/524
第十一話(驚き) http://ouenryoku.com/archives/540
第十二話(宿題) http://ouenryoku.com/archives/563
第十三話(感情) http://ouenryoku.com/archives/587
第十四話(コーチ) http://ouenryoku.com/archives/626
第十五話(家族との関係) http://ouenryoku.com/archives/640
第十六話(妻との対話) http://ouenryoku.com/archives/656
第十七話(体験セッション) http://ouenryoku.com/archives/692
第十八話(違和感) http://ouenryoku.com/archives/700
第十九話(衝突) http://ouenryoku.com/archives/708
第二十話(ご契約) http://ouenryoku.com/archives/792
第二十一話(異変) http://ouenryoku.com/archives/809
第二十二話(診断結果) http://ouenryoku.com/archives/827
第二十三話(工夫) http://ouenryoku.com/archives/933
第二十四話(高揚感) http://ouenryoku.com/archives/946
第二十五話(思考のクセ) http://ouenryoku.com/archives/974
コメント(0)
コメントはまだありません。