『公和物語』とは?
「なぜ起業プロコーチをしているのか」
「どういう経緯で起業プロコーチになったのか」
「起業する前はどんなことをしていたのか」
「そもそも、佐藤はどういう人間なのか」
といったことをお伝えすることで、前へ進むためのきっかけにしていただけるかもしれないと思い、これまでの私の経験を『公和物語』としてお伝えしています。
【公和物語 第二十二話(診断結果)】
職場での人間関係がギクシャクし、ある日の朝、上司から挨拶を求められたときに急に寒気がして震えが止まらなくなり、たまらず病院に行くことにしました。
病院で診断を受け、先生から“診断結果”を告げられました。
その“診断結果”とは?
「佐藤さん、うつの症状が出ていますね。すぐに薬で治療しましょう。」
その結果を聞いて、しばらくボー然としていました。
まさか、自分がうつ症状になっているとは・・・
そのときの私の印象では、一度薬を飲むとなかなか手放せなくなるというイメージをもっていて、薬の治療は受けたくないなと躊躇していました。
しかし、先生から、
「まず治療を始めましょう。悪化する前に始めることが大切ですよ。」
という話に後押しされて、診察後に薬局で薬を受け取りました。
しかし、自宅に戻ってからネットで薬の名前を検索したところ、割と軽度なうつの人向けの薬ではありましたが、副作用があると書かれていて、本当に服用して大丈夫なのかな?と不安が大きくなりました。
そこで、翌朝、思い切って雇っていたコーチに電話で相談することにしました。
コーチの方も以前うつ症状になって薬の治療を受けていたと伺っていたからです。
コーチから言われたことは、
「薬は服用しても大丈夫ですよ。一度服用を始めても、回復して薬を手放すこともできます。」
ただし、
「薬だけに依存しないように気をつけましょう。今までどおり、状態管理(心・感情のケア)をしっかりやることが大切です。薬から抜け出せない人は、その状態管理をしていないで薬にだけ依存しているからなんです。」
その言葉を聞いて、安心して薬の治療を受けようと思いました。
さらに、
「いったん、プロコーチとして起業するための準備はストップしましょう。まずは、状態を回復させて、整えることが大切です。ここで、状態を回復させることを疎かにして、焦って前へ進めようとしても悪化させるだけす。」
「急がば回れです。状態が回復すれば、その後いくらでも挽回できますよ。」
その話を聞いて、状態回復に専念することを決めました。
コーチのアドバイスを聞きながら、状態を回復させるためにある“工夫”をしました。
その“工夫”とは?
次回は、その“工夫”についてお伝えしていきます。
『公和物語』バックナンバーはこちらからご覧になれます。↓
第一話(起業決意) http://ouenryoku.com/archives/200
第二話(事情) http://ouenryoku.com/archives/226
第三話(理由) http://ouenryoku.com/archives/237
第四話(出会い) http://ouenryoku.com/archives/256
第五話(変化) http://ouenryoku.com/archives/330
第六話(出来事) http://ouenryoku.com/archives/365
第七話(悩み) http://ouenryoku.com/archives/388
第八話(誕生) http://ouenryoku.com/archives/457
第九話(想い) http://ouenryoku.com/archives/494
第十話(障害) http://ouenryoku.com/archives/524
第十一話(驚き) http://ouenryoku.com/archives/540
第十二話(宿題) http://ouenryoku.com/archives/563
第十三話(感情) http://ouenryoku.com/archives/587
第十四話(コーチ) http://ouenryoku.com/archives/626
第十五話(家族との関係) http://ouenryoku.com/archives/640
第十六話(妻との対話) http://ouenryoku.com/archives/656
第十七話(体験セッション) http://ouenryoku.com/archives/692
第十八話(違和感) http://ouenryoku.com/archives/700
第十九話(衝突) http://ouenryoku.com/archives/708
第二十話(ご契約) http://ouenryoku.com/archives/792
第二十一話(異変) http://ouenryoku.com/archives/809
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