“応援のチカラ”の佐藤です。
【『公和物語』発信のきっかけ】
無料メルマガ“応援通信”の読者のみなさまにもっとお役に立てることはないかと思い、その一つとして私の経験をお伝えすることではないかと考えました。
「なぜ起業プロコーチをしているのか」
「どういう経緯で起業プロコーチになったのか」
「起業する前はどんなことをしていたのか」
「そもそも、佐藤はどういう人間なのか」
といったことをお伝えすることで、“応援通信”読者の方が、前へ進むためのきっかけにしていただけるかもしれない、そう思いました。そこで、私が経験してきたことをまとめた『公和物語』をお伝えしていければと思っています。私自身もどんなお話をさせていただくことになるのか、みなさまにどうお役に立てるのか、正直手探り状態でのスタートとなりますが、温かく見守っていただければ幸いです。
このオフィシャルブログでは、前週に“応援通信”でお伝えした内容をアップしていきます。
【公和物語 第一話(起業決意)】
2011年8月1日。私が起業家として第一歩を踏み始めた日です。今まで勤めていた会社を2011年7月31日付けで退職しました。期待と不安が入り混じった日でした。ただ、その日に至るまでには、一言で言い表せない、いろいろなことがありました。起業を決意したのは2009年6月でしたので、今から3年前のことです。私の人生にとって、この3年間はとても貴重な時間でした。おそらく、そのまま会社員として人生を過ごしていたら、絶対に出会うことがないだろうという方とのご縁をいただいたことで、今の私があると思っています。改めて振り返ってみて思うのですが、「よくぞ、あのひどい状態からここまでたどり着いたな」というのは、正直な感想です。それでは、まずは2009年6月に戻ってお話を進めていきたいと思います。
みなさんは、「そのときからプロコーチとして起業したいと思っていたんじゃないの」と思っていらっしゃるかもしれませんが、そうではないんです。実は、最初は「プロコーチ」としてではなく「購買コンサルタント」として起業したいと思っていたのです。
なぜか?
起業は「自分ができること」でするものだという“思い込み”があったからです。以前勤めていた会社では、銀行やコンビニに設置されているATMなどの電子機器を製造するメーカーで、購買の仕事をしていました。購買の仕事とは、製造にかかわる部品を「品質のいいものを、より安く、安定的に買う」という使命を受けて、取引先の営業マンと社内の関係部署との間に入って、価格や納期の交渉してまとめるというのが主な仕事です。その今までやってきた購買の仕事の延長線で、仕事を選ばなければうまくいかないと思っていたのです。この「選択」が私を徐々に苦しめていきました。
購買の仕事は、今まで10年以上してきたので、「できること」ではありますが、「好き」「楽しい」という気持ちではしていませんでした。
というよりも、そういう気持ちで仕事ができなくなっていました。「できる」けど「楽しくない」という気持ちが大きくなり、起業するための準備はなかなか進みませんでした。それでも、早く起業したいという“事情”があったのです。その“事情”とは?
次回は、その“事情”についてお伝えしていきます。
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