みなさん、こんにちは。
“応援のチカラ”の佐藤です。
今日は、「わかる」と「できる」の違いを意識することの大切さについてお伝えしていきます。
みなさんは、今までになにかをやりたいと思ったとき、まず始めに何をしますか?
おそらく始めにすることは、
『やりたいことができるようになるための、「やり方」(方法)を知ること』ではないでしょうか?
たとえば、
ダイエットしたいのであれば、自分に合ったダイエット法を知ることから始めると思います。
しかし、本や雑誌、インターネット検索などで情報収集をして「よし、これならできる!」と思ってチャレンジしたものの・・・
長続きせずにあきらめてしまったという経験があるという方もいらっしゃると思います。
そして、できない自分に対して、
「こんなはずじゃなかった・・・なんて私はダメなんだろう」と自分を責めたり、
「この方法自体が間違っている」と相手を責めたりしたことはありませんか?
実は、こういった心理になってしまう原因は、
「(やり方が)わかる」と「できる」の違いに気づいていないという落とし穴にはまっているからなのです。
「やり方がわかったことで、できた気になっている」
実は、この心理状態はとても危険です。
イメージと現実とのギャップをつくり出してしまい、自分で自分を苦しめてしまうのです。
だからこそ、「わかる」と「できる」の違いを意識することが大切なのです。
では、「わかる」と「できる」の違いを意識するためにはどうしたらいいのでしょうか?
ポイントは3つです。
①やり方を知った時点では、「できていない」ということを意識する
さきほどもお伝えしたようにやり方を知って「よし、できるぞ!」と思うこと自体はいいのですが、それを「できた」と勘違いしないことが大切です。
「できた気にならない」ことを意識しましょう。
②「わかる」を「できる」にするための具体的な行動スケジュールを決める
「できる」ようになるためには、「できる」ようになるために実行するほかありません。
その「できる」ようになるための具体的な行動スケジュールを決めましょう。
「わかった」時点でスケジュールを決めることが理想的です。
ここで、具体的なスケジュールに落とし込まないと、行動するための一歩を踏み出しづらくなっていきます。
なぜなら、
「人は、自分がイメージできないことを行動に移せないからです。」
せっかく「わかる」状態になって、「できる」イメージができているのですから、鉄は熱いうちに打ての感覚ですぐに行動スケジュールに落とし込みましょう。
ただし、最初の一歩は、すぐにできること(ベビーステップ)にしましょう。最初からたくさんのことや難しいことをしようとしても長続きしないからです。
習慣化のポイントについては、我流プロジェクト専門家ブログで記事を書いています。
よろしければこちらもご覧になってみてくださいね。
【第9回 ラクラク習慣術その2】
http://senmonka.garyuproject.com/20120601/10860.html
③自分なりに試行錯誤しながらできるまでやり続ける
本質的な話になりますが、どんなに優れたやり方だったとしても、それをそのままマネすれば必ずできるかというとそうではありません。
よく本屋さんで、「○○必勝本」や「これだけやればうまくいく」といった類の本を見かけたことはありませんか?
お客さんに見てもらうために、おおげさなタイトルをつけているということもありますが、それをそっくりマネをしたからといって、実現できるかというと難しいと思います。
取り留めのない話に感じる方もいらっしゃると思いますが、
「すでにできた人のやり方を参考にしながら、自分なりに試行錯誤し、できるまでやり続けること」
これが「わかる」を「できる」にするための方法です。
でも、みなさんもこのことの大切さを理解していただけると思います。
たとえば、
「小さいころ、何度も転びながらも最終的には自転車に乗れるようになった」
「教官に怒られながらも最終的には自動車免許が取れた」
といった経験をしてこられてきたのではないでしょうか。
みなさんも小さいころや昔のことを思い出しながら、なにか一つ「わかる」を「できる」にするためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今日も素敵な一日をお過ごしくださいね!
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